導入事例

高槻市立寿栄小学校

「伝えようとする気持ち」と「受け取ろうとする気持ち」を持つことの大切さを体験

地域の学校では、様々な背景を持った子どもたちが生徒として通っています。そこで、高槻市立寿栄小学校では「対話力」を重視した教育が行われています。相手と自分の違いを子どもたちがプラスに捉えていけるように。周囲の大人も含めて、コミュニケーションの意識の高い学校・地域でした。

課題と効果

  • 課題
    楽しみながら学べる場を作りたい。
    相手に思いやりのあるコミュニケーションを実現したい。
    障害者への理解を育てたい。
  • 効果
    言葉を発せずにジェスチャーで伝えるゲームを行い、「伝えようとする気持ち」と、それを「受け取ろうとする気持ち」を持つことの大切さを体験しました。限られた時間の中、ジェスチャーをしている子どもたちの近くに行って「あきらめちゃだめだよ」と声をかけていたスタッフの皆さん。そこから「あきらめずに頑張って伝える、受け止める。」ってこういうことなんだと実感した子どもたちでした。「伝える・受け止める~違いを楽しむ~」という演題でしたが、違いを楽しむことについて自分のこととして受け止めている子どもたちもたくさんいました。

参加者の声

  • 自分が人と違う意見を持っていること、人と違うところ、それははずかしいことではないことが、今日改めて分かりました。これからは人と違うことを恥ずかしがらず、自分の意見や考えを大事にしようと思えました。
  • ぼくのおじいちゃんも耳がちょっと聞こえなくて、補聴器をつけることがあります。それをみていたり、しゃべったりするのをみていると不便なことだけしかないんじゃないかなあと思っていたけれど、便利なところもあって、人それぞれに自分の個性、自分にしか出来ないことがあるということを改めて気付きました。耳が聞こえる人も聞こえない人も、他にも障がいをもった人が助け合っていく社会にしたいです。
  • 人とのちがいの大切さや、悩みに立ち向かう勇気に気付かせてもらいました。わたしも明るく前向きに生きていこうと思いました。

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