導入事例

社会福祉法人 真清福祉会 かえで保育園

子どもたちに安心感を与えられる居場所になりたい。

赤ちゃんから就学前の子ども達が一緒に生活する保育園。大人が理解できないだけで赤ちゃんもしっかりと自分の意思を伝えてくれています。保育の現場では子どもたちの声を聴く事を大切にしていますが、心の声まで聴けていたのか…。つい私たち大人は聞こえるものだけを聞いたり、見えるものだけを信じたり。
その奥底にある本当の声が聴けていない状態でした。それは保護者との関係や職員間でも同じこと。本当の声に気づけていないことで起こる人間関係の課題があり、“そういう意味で言ったんじゃなかったんだけれど…”という言葉が職場の中で聞かれることも多々ありました。言葉や伝えることの難しさを感じている時にDENSHINのコミュニケーションワークショップに出会いました。

課題と効果

  • 課題
    職員、保護者間の聴く力の向上
    本当の想いを聴く、心をくみとる人材育成
  • 効果
    初めて耳栓をつける体験、音のない世界を体験することには恐怖心もありました。
    無音&無言のワークでは伝えたいことがこんなに伝わらないなんて…とあきらめる気持ちや、伝わらないことで自分を責める気持ちが出てきたことに気がつきました。
    自分や、相手が体験したことのないことを言葉で伝えることの難しさは、外国籍の子どもたちの姿が頭に浮かびました。
    体験を通じて多くの気づきがあり、あきらめない、私たちが生きていることは当たり前ではないという感謝の気持ちでいっぱいの研修になりました。研修翌日は“人生が変わりました!”と目をキラキラさせて出勤してきた職員の姿が印象的でした。

参加者の声

  • 今回の研修を受けて、言葉がなくても相手に色々な情報を与えていることが分かり驚いた。普段言葉にすごく頼っていることがわかった。

    栄養士/40代/女性
  • おどろいた事は、人間の五感は必要とすれば、自分が思っている以上に感じとることができるようになると思ったことです。

    保育士/30代/女性
  • 自分の中でイメージして伝えていることでも、相手が思っていること考えていることが違えば、また違った角度から伝えるようにすると共感できる部分があって共感できたときには嬉しい気持ちになりました。

    保育士/20代/女性

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